おや、採用/就活の話に戻ったと思ったら今回は新卒採用じゃないんだね?
うん、今回は転職活動について少し触れてみようと思う。
転職か~、まだ就職すらしていないからイメージ全然沸かないや😅
そりゃそうだよね=3
でも、社会人になったらきっと一度は転職したくなるから参考までに読んでおくといいよ!
押忍!
それにしてもタイトルがなんかフランス料理のメニューみたい笑
えっ、それは完全な気のせいやろ笑
サラリーマンとして仕事をしていると誰しもが一度は『会社辞めたい…転職しよう』と考える事があるかと思います。
確かに今の時代、エージェント業の発展や転職者の受け入れが当たり前になってきている企業が多いので転職はしやすい時代と言えます。
しかしながら、転職にはいい事もたくさんあれば、デメリットやリスクもそれなりにありますので、安易に転職をする事は転職経験がある管理人としてはお薦めしません。
今回の記事では転職を検討する際に注意すべき事を、転職経験があるかつ、中途採用にも関わってきた管理人の経験から述べさせて頂きます。
転職活動とは
転職活動とは名前の通り、転職をする為の活動を指します。
本記事では細かくは延べませんが、例えば転職エージェントに登録したり、職務経歴書や履歴書を作成したり、転職したい企業を探したりする転職する為の一連の活動の事ですね。
まあ、言わば新卒の就職活動の社会人Verです。
新卒の就職活動との最も大きな違いは年収等の条件の交渉ができるという点でしょうか。
新卒の場合は基本的には同期入社で条件に差がつく事はほとんどありません。
最近だと新卒でもAI等特定技術の経験を持っている学生さんには異例の厚遇を提示する企業も少しずつ増えてきましたが、まだまだそんな会社はマイノリティです。
転職活動においては自身の培ってきた経験やスキルに応じて、条件を吊り上げる事もできるので、どれだけいい条件で契約を勝ち取るかも転職活動の一つの醍醐味になるかと思います。
転職活動の際の注意点
転職活動並びに中途採用業務経験者の管理人が思う転職をする際の注意点としては、『現状に不満があるという理由だけで転職をするべきではない』という事です。
転職をするという事は当然、現状に少なからず不満を持っているとは思うのですが、それだけの理由で転職をすると結果として、転職を繰り返します。
何故かというと、どこの企業に転職しても必ず不満は存在するからです。
従って、不満を抱いている事自体は全然いいかと思いますが、それだけで転職を考えるのではなく、
『自分がやりたい仕事がしたい』
『現状の企業では実現できないキャリアを実現したい』
『よりよい条件で働きたい』
『同じ価値観を持っている人たちと仕事をしたい』
等のポジティブな理由をしっかりと持った上で転職をしないと、転職後数年でまた転職をするというループに陥る可能性が非常に高いです。
転職理由を聞かれた際に不満ばかり言っていると選考を受けている企業からの印象も良くないでしょう。
確かに面接の時に不満ばかり言っているネガティブな人はあまり採用したくないかもね…
まあ、そうだよね。
気もちはわかるけど、転職活動時はポジティブな想いを持って取り組んでいった方が絶対にうまくいくよ。
また、管理人は中途採用もしていたので、わかってはいましたが、一度転職をすると会社に対する帰属意識はめちゃくちゃ下がります。実際転職してそこは凄く実感しました。
ですので、転職を繰り返すキャリアになりがちな点も注意しておくべきポイントとして挙げられます。
まあ、転職を繰り返しながらキャリアアップができればいいのですが、ある年次になると管理職等のポジションで転職ができないと年収等条件面も頭打ちとなってしまいます。
正直転職を繰り返す方の大半は管理職のポジションまで至れずキャリアを終えているかと思います。
まあ、市場から評価される圧倒的な業務スキルや知識、ノウハウがあれば別話ですが、そんな人はほとんどいません。
従って、安易に転職をするべきではないという事は前提として述べておきますね。
転職をする事のメリット
では続いて転職のメリットについて記載していきます。
管理人の経験によるものとなりますので、必ずしもここで記載させて頂く事が全てではありませんが、ある程度世の中において一般的なお話なのではないかと思います。
転職をする事のメリット① 自身のやりたい仕事をする事ができる
転職活動をする際は基本的に転職エージェントを使う事が多いかと思いますが、エージェントから紹介された企業の中から自分が興味を持った企業の選考を受験できます。
従って、自分がやりたい仕事の経験者を募集している求人に応募し、合格となれば、やりたい仕事ができる部署にアサインされますので、自分がやりたい仕事を思う存分やる事ができます。
管理人の場合、1社目で採用の仕事をずっと経験してきて、面白さに魅了されていたので、あるタイミングで部署異動となり、違う仕事にアサインされた時に、採用の仕事ができる外の企業を見始めました。
ただ、注意が必要なのは特に大手企業だとずっと同じ仕事をする事は無いという事です。
基本的にローテーションで仕事を回している企業が大半ですので、数年でほぼ間違いなく部署が変わり仕事も変わります。
エンジニアや営業等の仕事であれば基本的な仕事内容は変わらないのでいいかと思うのですが、スタッフ系(人事や法務、経理、広報等)のくくりでローテーションとなると仕事内容ががらっと変わるので注意が必要です。
営業系やエンジニア系の職種でも部署が変わると仕事の仕方や仕事内容が変わるケースも全然あり得ますので、要注意です。
異動のタイミングでまた転職とならないように、転職活動前にしっかり自身の数年先のキャリアまで見据えた上で企業選びをする必要がありますね。
就職したらずっと同じような仕事をしていくのかと思ってたけど、そうでもないんだね。
海外だとスペシャリストのキャリアが浸透してるから、ずっと同じ仕事を継続していくケースが多いけど、日本はゼネラリスト志向の企業が多いから定期的に部署を異動させて違う仕事の経験を積ませることが多いね。
広く浅くって感じかな。
ほー、そうなんだね。
実際どっちがいいんだろう。
人によると思うけど、ずっと同じ企業にいるならば広く浅く会社や業務の全体像を知っている方が出世はしやすいかもね。
一方そのタイプの人は転職市場における市場価値は全然なくて、特定業務に強いスペシャリストの方が市場価値は高いかな。
管理職を目指す場合はまた変わってくるけど、自社の業務の事しかわからないタイプの人はいずれにせよ苦しいね。
何か深いね…早めに将来どんなキャリア実現したいか考えておいた方が良さそうだ。。
それができればできる越した事はないよ。
ただ、仕事しながら人間の志向は変わっていったりもするからね。
なかなか難しいのよ…
押忍…
転職をする事のメリット② 人脈が広がる
転職をすると当たり前ですが、前職時代の人脈とは全く違う人たちと働く事になります。
特に大手企業であれば数十人、数百人レベルの人たちと関りをもっていくかと思いますので、新たな人脈を構築する事ができるのも魅力の一つに挙げられますね。
1つの企業に所属していて、5年や10年経過した後に数百人レベルの新規人脈を構築する事はほぼ不可能かと思いますが、転職をすると仕事をする中で否が応でも多くの方達と接する事になります。
従って、自分次第な部分もあるものの、新規人脈は非常に作りやすいかと思います。
管理人も転職して、前職とは違う価値観を持っている人達とたくさん出会う事ができてとてもいい経験になりましたし、仕事やプライベートの幅も広がりました。
そういう意味で言うと、人脈をどんどん広げていきたい人は転職は一つのツールとして利用できるかもしれませんね。
人脈広がるのは凄くいいね!
そうだね、人脈ってなかなか大きくは広がっていかないもんだからね。
1つの企業でずっと働くのと転職するのとでは人脈の幅という意味では大分広がっていくかな。
まあ、密度は1つの会社にいる方が濃いかと思うので、どちらを好むかにもよるかな。
転職をする事のメリット③ 収入が上がる
これは人によりますが、転職するタイミングで年収は上がるケースが多いです。
転職先の企業としても来て欲しい人を採用するわけですから、多少なれとも前職よりいい条件を提示される事が多いです。
どうせ同じような仕事をするのであれば、年収は高い方がいいに決まっていますよね。
管理人は転職したタイミングで結構年収が上がりました。年収が上がる事でいち早く成果を残さないと!という緊張感も高まり、仕事に邁進し、期待されていた成果を残す事で自身の年収は結果的に更に上がっていきました。
環境が変わるとまた1からの積み上げになっていくので、心機一転フレッシュな気持ちで業務に取り組む事で成果を出しやすい状況が作りやすい面もあるかもしれません。
ただ、これは人によります。人によっては環境に馴染めず業務のパフォーマンスが上がらないという人もやはりいます。
誰とでもうまい事やっていけるタイプの人は転職して年収レベルを高める事はそんなに難しい事ではないのではないかと個人的には思います。
やっぱ、転職するなら給料は上げたいよね!
まあ、そりゃそうだよね。
自分の場合は給料よりもやりたい仕事ができるかどうかの方が全然重要視していたけど、実際前より高い金額を提示されると給料も大事だと思った笑
転職をする事のメリット④ 新しい環境で成果を残すまでの経験を蓄積できる
転職すると当然の事ながら1から成果を積み上げていく事になります。
全く新しい環境の中で、何の実績も無い状況から成果を出すプロセスを再度経験できるので、前職に続きうまく成果が出せるとどこでもやっていけるかなという確信に近い自信を得る事ができます。
まあ、それが次の転職への後押しになってしまう事も多いのかもしれませんが苦笑
ずっと同じ環境にいると人間の成長はかなり鈍化していきます。
また、一つの環境の中で評価されて、そのままずっと同じ環境にいると現状維持でも評価されてしまうので、自身の成長が完全に止まります。
正直、管理人の一社目はそれなりにやっているだけで評価されてしまう環境だったので、このままここにいると駄目になる、停滞してしまうと感じたのも転職の理由の一つでした。
1社目にそのままいた方が楽してそれなりな給料を得る事ができたとは思いますが、おそらくむなしい気持ちがずっと付きまといながら仕事をする事になっていたと思います。
転職した事で、1社目では色々な制約がありできなかった事がたくさんできましたし、自分だからこそ実現する事ができた事も経験でき、同じ方向を向いて頑張っていける仲間にも出会えました。
結果的に自身の市場価値を大きく高める事ができたと同時に、視野も広げる事ができたと感じています。
自分次第ではありますが、経験の幅を広げる事ができ、自身の力を確認する事ができる点も転職のメリットの一つかもしれませんね。
自分なら楽して稼げる方がいいと思うけどな笑
そう思うじゃない?
でも実際は同じ方向に向かって一緒に頑張っていける人が周りにいなかったり、楽でも興味のない仕事やってるとかなりきついよ。
自分がダメになっていくのがわかるんだよ。
そうなのか…
勉強になります笑
お前、俺の事を「意識高い系だからそう思うんだよ」とか思ってるだろ。
まあ、社会に出ればわかるよ、、きっと…
押忍!😅
転職をする事のデメリット
では続いて、転職におけるデメリットについて記載していきます。
メリットがあれば当然デメリットもあるのが転職です。転職すれば明るい未来が待っているわけではありませんので、その点はご注意下さい。
転職をする事のデメリット① 人脈が0リセットされる
これはメリットの裏返しとなってしまうのですが、転職をすると当然の事ながら、前職における人脈が0リセットされます。
従って、自分から積極的に新しい人脈を構築できない人は仕事をする上で結構苦労するかと思います。
特に転職してまだ間もない時に自身が配属された組織以外の人に意見をもらったり、協力をしてもらいたい時は知り合いがいないとやっかいです。
管理人は割と色々な人と交流するのは好きなタイプでしたので、自然と人脈は広がっていきましたが、初対面の人とコミュニケーションを取るのが苦手な方は苦労するかと思います。
元々いた会社であれば知人に聞けばすぐに解決する事が、かなり時間を要してしまうなんて事も大いにあり得ますので、新規の人脈構築が苦手な方はあまり転職はお薦めしません。
確かに人脈が0リセットされるのは想像するだけでしんどいね😅
まあ、そうなんだけど、考え方を変えると新しい人脈作れるって事だからね。
新しく飲みに行く仲間とか語れる増えていくと結構楽しいもんだよ😊
そう言われてみると確かにそうだね!
でも新しい人脈つくりは結構大変そう…
自分の場合は意外とそうでもなかったけどね。
仕事を通じて自然と仲良くなっていって、色んな部署に仕事協力してくれる仲間できて楽しかったけどな。
でも、その為にはコミュニケーションを積極的に取ったり、自分の事を仕事上でも認めてもらう必要もある気はするので、誰でもできるってわけではない事は間違いない。
ふむふむ、勉強になります!
転職をする事のデメリット② 前職で成果を残したやり方が必ずしも評価されるとは限らない
仕事の仕方は色々なやり方があるので、何が正解かは無いと思いますが、各社が好む仕事の仕方というのは存在します。
従って、前職では非常に評価されていた仕事の仕方が、転職先では評価されないという事も往々にしてあり得ます。
分かりやすいところでいうと、前職ではとにかく成果を出す事が重要視されていて、成果を出す為には他人を蹴落とすのは当たり前という仕事のスタンスだったとします。
そのスタンスで周りと協調しながら成果を出す事を良しとする企業に転職すると全く評価されない人材となってしまう可能性が高いです。
或いは、前職だと成果重視だったが、転職先はプロセス重視の会社だとミスマッチが起きる可能性が高いですね。
従って、前職時代は会社でもエース級に評価されていたから、大丈夫!と高をくくって転職すると痛い目にあう可能性もあります。
まあ、パフォーマンスが高い方は大抵様々な組織のやり方に合わせる事ができるかと思いますので、大丈夫だとは思いますが、仕事の仕方に固執している人は要注意です。
1つの会社で成果が残せたからといって必ずしも別な会社でも成果が残せるとは限らないという事ね。
そゆこと。
環境が変われば求められるスキルも変わるしね。
特に大手⇔ベンチャー間の転職は色んな意味で最初は苦労しそう。
転職をする事のデメリット③ 企業文化が変わる為、馴染めないリスクがある
転職すると当然の事ながら働く企業が変わるので、文化も変わります。
例えば前職だと社内システムが凄く充実していてもろもろの申請手続き等全てシステム化されていたものが、転職先はシステム化が遅れていて大半が紙で申請しなくてはならないというケース。
電子でいつでも、どこでも申請できていたのが当たり前になっていた人からすると何気に結構ストレスを感じるかと思います。
ちなみに管理人も転職時、まさにこの点は少しストレスを感じていました。
後は自身の経験で言うと前職時代は説明用の資料はPPTで作成していたものがWordになったのはかなり違和感を感じましたね…
Wordにわざわざ画像や図を張り付けて見ずらくして提出するのは何だかなと思っていたので、自分が個別に説明する際はPPT使ってました笑
ただ、経営会議ばかりはどうしようもなく、Word利用してましたね。。
他には
『チーム主義だったのが個人主義に変わる』
『飲み会の量が増える』
『経費利用の管理が厳しくなる』
『人間関係が悪い』
『社内決裁のルートがめちゃくちゃ増える』
等々、会社が変われば色んな事に変化が起きる可能性があるので、できるだけ事前に気になる点は聞いておいたり、調べたりしておいた方がいいかと思います。
まあ、調べるのも限界があるので、最終的には入ってみないとわからないんですけどね…
会社が変わると人だけじゃなくて、文化的なものも変わるんだね。
まあ、当たり前と言えば当たり前だよね。
例えば日本からアメリカへ引っ越したとしたら、アメリカの文化に合わないとならない。それと考え方は一緒だよね。
いやぁ、転職って楽じゃないね😅
そっ、メリットがある代わりに色んなリスクもあるって事よ。
転職をする事のデメリット④ 人間関係で苦労するリスクがある
これはどこの会社でも発生し得る事象ですが、転職先で人間関係がうまくいかないと多分地獄です…
特に直属の上司と合わないと評価にも影響が出る可能性があるので、条件面にも影響が出る可能性があります。
チームメンバーと合わないというのも最悪ですね。毎日一緒に仕事をするメンバーと価値観や性格が合わないとその環境で長く仕事をしていくのはかなりしんどいかと思いますね。
もし直属の上司や同僚と合わなかったら確かにかなりきつそうだね…
毎日顔を合わせる可能性が高いメンバーだからね。。
ここが合わないとその内出社するのもきつくなってくると思う。
正直、合う人間、合わない人間はどこの会社に行ってもいるかと思うのですが、できるだけ事前にどのようなタイプの社員が多いのかは把握していた方がいいですね。
大体転職の面接は2~3回各社行うと思いますので、面接官との対話の中である程度人物タイプを把握しておきましょう。
もし内定が出た後も迷っていた場合は配属予定の部署の人と会食をセットしてくれたりもするので、そういった中でできる限り社員の人物タイプを把握していくといいかと思います。
ちなみに裏話として、会社として欲しい人材であれば希望しなくても会食の誘いや社員との面談等打診されるケースが結構多いかと思います。
ようするに囲い込みですね。
言い方を変えるとこれが無い、かつ条件面もあまり希望が反映されていない場合は企業側の評価はあまり高く無い可能性があるので、企業を選択する際に意識しておいてもいいかもしれません。
どうせなら自分を評価してくれる会社で働きたいですもんね。
評価が高いと入社後の扱いも違うものです。
これは残酷な現実だね…
でもこれがリアルよ。
当然会社にもよるんだけど、欲しい人材なのであれば何かしらのアプローチは当然あるだろうね。
ちなみに新卒の就活でもそういうのあるぞ笑
えっ、まじで!?
誘われるように頑張ります…
まとめ
今回は転職活動時の注意点や転職のメリット/デメリットについて記載させて頂きました。
本記事は管理人の経験談に基づいて記載しているので、ここに書いてある事が全てではありませんが、ここに書いてる事は全て事実です。
個人的には安易に転職をすると自身のキャリアを汚す事に繋がるので、転職は慎重に判断して実行する事をお薦めします。
ただ、一つ言える事は『力がある人はどんな環境でも評価されるし、順応できる』という事です。
従って転職の際は自身のスキル(社会人としての基礎能力や業務に対する専門性等)が他者と比べて秀でている部分があるのかどうか、それを証明する実績があるかどうか、この辺りを考えてみて特に見当たらない人はよほど不満が無い限り現職にステイするのがいいのではないかと思います。
今回は以上です。
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