合説は行くべき?行く必要ない?おすすめの合説 就活の進め方|合同説明会編

新卒採用(就活)

 

就活と言えば『合説』。と言っても過言では無い位、就活始めると何かしら合説に行かないと!と思ってしまう学生の方は多いかと思います。

でも実際の所、合説っていく意味があるのか、ないのか気になっていませんか?

本記事では採用担当歴十数年の管理人が気にある合説の価値について説明していこうと思います。

正直合説に価値を感じるか否かは個人の見解によりますので、以下記事を読んでいただき、是非参加の可否の判断材料にして下さい。

 

まみれ
まみれ

てないは合説に行くスケジュールある?

てない
てない

なんかよくわからないけど、とりあえずいくつか目星つけてるよ!

だって、行っておいた方がいいんでしょ?

まみれ
まみれ

うーん、一概にそうとも言えないね。

今日は合説に行った方がいいか、行かなくていいのかその辺を判断する情報を発信していくので、しっかりついてきてくれ!

てない
てない

わかった!

 

本記事内容の妥当性
  • 管理人及びアドバイザーは大手企業複数社で10年以上の採用業務経験
  • 面接やイベントを含めて会ってきた学生さんは数万人

記事の執筆者である管理人及びアドバイザーは大手企業複数社で10年以上採用業務を経験しています。

面接等でお会いしてきた学生さんの数も数万人に及びます。

他の採用担当者の方と比較しても実務経験、接触人数共に相当多い為、経験に裏付けされた情報発信となっています。

 

 

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合同説明会とは

そもそも合同説明会とは何かというと…

就活市場には大勢の学生さんと複数の企業を一つの会場に集めて企業が自社の企業説明を実施する『合同説明会』と呼ばれるイベントが存在します。

小さなものだと学生さん数十名に対し、企業数が3社程度、大きいものだと学生さん数万人に対して、企業数が200社程度のものまで幅広くあります。

このような複数の企業と学生さんを一つの会場に集めて、学生さんが複数の企業の説明を聞く事ができるイベントを合同説明会と言います。

企業の採用活動の視点から見た合同説明会のメリット/デメリットは以下記事に記載しているので、良かったらご参照下さい。

合同説明会の種類

就職活動の定番である合同説明会ですが、どんな種類のものがあるか皆さんご存じですか?

一般的には以下のようなタイプの合説が多いのが現状ですね。

合同説明会のタイプ(例)
  1. 誰でも参加できるブースタイプの大型イベント
  2. 大学限定のイベント
  3. セグメント別のイベント(理系限定、女性限定、業界限定 等)
  4. 社員との座談会形式のイベント
  5. 大学内で実施される学内説明会

1つひとつ簡単に説明していきます。

誰でも参加できるブースタイプの大型イベント

おそらく多くの方がイメージされている『合説』と呼ばれるイベントはこのイベントを指していると思います。

一度に数百社の企業と数千~数万人の学生が1つの会場に集まるタイプのものです。

このタイプの合説に行くと確かに多くの企業の説明を聞く事ができますが、正直人が多すぎて会場にいるだけで疲弊します苦笑

人で溢れていて普通に歩くのすらままならない、中には酸欠で倒れる学生さんもいますので要注意です。。

また、人気企業のブースは当然の如く椅子は埋まっており、立ち見になる事が多いのですが、立ち見が多すぎて採用担当者の顔は見えないですし、喋っている内容も聞こえない事も多いです。

私が就職活動をもう一度するとしたらこのタイプの合説はまずいかないですね…

 

てない
てない

なんか聞いてるだけで息苦しくなったよ…

まみれ
まみれ

うん、正直得られるものも少ないし、行かなくていいと思うよ😅

 

個人的見解としてはこの手のタイプの合説はかける時間と労力の割に得られるものが少ないので、行く必要はないかと思います。

ただ、定番と言えば定番なのでどんな雰囲気なのかを味わう目的であれば行ってみてもいいかもしれませんね。

 

大学限定のイベント

これは名前の通り、特定の大学所属学生限定の合同説明会です。

形式としてはブースタイプの合説が多いのですが、参加企業数が少ないのと参加学生が特定の大学所属の方に限定されているのが特徴です。

このタイプの合説は割とお薦めです。何故かというと参加企業数の割に参加学生数が大抵少ないので採用担当者の企業説明がじっくり聞けますし、人が少ないブースであればマンツーマンで裏話等も採用担当者から聞く事ができます。

その大学ならではの話を盛り込んでくれる採用担当者もいますね。

大型タイプの合説ではまずこんな事はできません。

 

まみれ
まみれ

普通の合説とは一味違う話が聞けるケースもあるし、誰も学生さんが座っていないブースなんかもあるので、そのブースとかじっくり話が来けるから意外と狙い目だよ。

 

また、わざわざ〇〇大学限定の合説に参加してくる企業は間違いなく、○○大学の学生さんを採用したい企業です。

従って、大学限定の説明会に参加している企業はその大学所属の方は合格できる可能性が他の企業よりも高いです。

でなければわざわざ高いお金を出してイベントに参加しませんからね。

イベントに行くのが面倒くさいな…という方はご自身が所属している大学限定のイベントに参加している企業をWEBで確認しておくだけでも受かりやすい企業をリストアップできるので有益だと思いますよ。

 

てない
てない

これはいい話を聞いた。

大学限定のイベントたくさん行こ!

まみれ
まみれ

うん、その判断は間違ってないと思うよ。でも合説で得られる情報はやはり限られてるからそんなにたくさん行く必要は無いと思うよ😅

 

セグメント別のイベント(理系限定、女性限定、業界限定 等)

これはタイトルに書いてある通り、特定の属性の学生さん限定の合説です。

大学限定のイベント同様、割と小規模で開催される事が多いので、じっくり採用担当者の説明が聞きたい学生さんにはいいイベントかもしれませんね。

 

ただ、属性限定とはいえ、その幅が広すぎるので、いかに企業がその属性の学生さんを採用したいからイベントに参加しているとはいえ、採用に繋がる確率でいうと大学限定に比べると大分下がると思います。

例えば『理系限定』や『女性限定』といっても、一つの大学と比較したら何十倍~何百倍の母数の学生さんがいるわけなので、採用確率は低いですよね。

行くなら大学限定の方がお薦めですが、ここで大きな問題があります。

『大学限定のイベントはほぼ旧帝大早慶クラスの大学しかありません…』

ですので、大学限定の合説に行けない方は行ってみるといいかと思います。

 

てない
てない

ってか、大学限定のイベントって旧帝大早慶クラスしかやってないの?そんなの嘘だよね?嘘だと言ってくれ。。

まみれ
まみれ

いや、それが現実よ…

てない
てない

闇深ぇ…

まみれ
まみれ

それが和の国の就活ビジネスよ。

 

 

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社員との座談会形式のイベント

このタイプのイベントはこれまで紹介してきたブースタイプの合説ではなく、参加企業の社員とQ&Aベースの座談会形式で展開される合説です。

会社の説明はあまり聞く事はできないかもしれませんが、会社に所属している社員の雰囲気や気になっている事をざっくばらんな会話の中で聞く事ができるのはいい点ですね。

多くの学生さんが割と空気を読んだ当たり障りない質問をする事が多いですが、たまに『年収はいくらか』、『残業はどの位あるか』、『ぶっちゃけブラック企業かどうか』等ゴリゴリと攻めてくる学生さんがいます笑

同じグループにその手の学生さんがいると自分単体では質問できないけど、心の中では聞きたい事を聞く事ができるので参加価値が高まりますね。

採用担当者が登場する事もありますが、個人的には現場社員と話ができるイベントの方がぶっちゃけトークが聞けて有意義な時間になるかと思います。

 

てない
てない

現場社員さんだと裏事情とかも話してくれそうで面白そうだね笑

まみれ
まみれ

そうね笑

ある程度その会社の説明を聞いた上で、この手のイベントに参加するとより質問もしやすくなると思うよ。

 

大学内で実施される学内説明会

これもタイトルの通り、大学の中で実施される説明会です。

パターンは主に2つあって、1つ目が各企業に1教室を割り当て、興味を持った学生がその教室に出向き説明を聞くパターン。

もう1つが1日に十数社の企業を集めて、集まった学生さんにブース形式で各企業が説明をするパターンに分けられます。

 

まみれ
まみれ

個人的には教室形式の方がお薦めかな。クローズされた空間の中で色々話が聞けるからね。

 

学内説明会は行ってみるといいかと思います。

何故ならば、先程紹介させて頂いた大学限定の合説同様、参加企業は対象大学の学生さんを採用したいから参加しているからです。

当然、未参加企業と比べると採用される確率が高い企業が参加しています。

また、この学内説明会は大抵、当該大学の学生さんの採用実績がそれなりにある企業しか参加ができません。

 

という事は・・・

もうわかりますよね。

 

そして大学限定の合説と違い、ほぼ全ての大学で開催されますので、大学に所属している人であれば基本参加できます。

後は、大学にもよりますが、終わった後にちょっとした懇親会が用意されている大学もあります。

お酒を飲みながら企業の採用担当者や現場社員ざっくばらんに話ができるので際どい情報も引き出しやすいです笑

 

てない
てない

僕が求めていたのはこれだ…

大学限定の合説なんてあっても行ってやるか。

無いけど…

まみれ
まみれ

うん、学内説明会は結構お薦め^^

学内説明会だと採用担当者だけじゃなくて、OBOGも来たりするからね。親近感を持って接っしやすいよね。

 

学生さんが合同説明会に参加するメリット/デメリット

前章でひとしきり、合説の種類について紹介してきました。

企業側は自社の採用選考を受験してくれる母集団を形成する為に合同説明会に参加しますが、学生さんの立場から見た場合の合同説明会に参加するメリットやデメリットは何でしょうか。

前章で書いたものを含め、主なものをまとめてみました。

 

メリット
  1. 複数企業(業界)の簡易説明を聞く事ができるので、企業の特徴を短時間で理解できる。
  2. 企業に所属する社員の人柄やプレゼン力等を感じる事ができる。
  3. 座談会形式だと際どい話も聞ける可能性がある。
  4. 大学限定や学内説明会だと採用確率の高い企業に出会える。
  5. イベントによってはQUOカード等の金券がもらえる。

デメリット
  • イベントによっては人が多すぎて企業の説明が全く聞こえない可能性あり。
  • 簡易の説明を実施する企業が多いので、WEBでも収集可能なレベルの情報しか入手できない。
  • 人が多いイベントに参加すると普通に歩けない程人がいる為、体力を異常に消耗する。
  • 興味を持てる企業に出会えるとは限らない。

 

メリット欄を見るとわかるように、就活を始めた初期の頃は幅広い業界の企業の話が短い時間で聞けるので参加をする意味はあると思います。

ただ、それなりに就職活動にしっかりと取り組んでいる学生さんは学内説明会や大学限定の説明会に目当ての企業がいない限り別に参加しなくていいと思います。

しかしながら、行けば行ったで新しい発見や出会いがあるものですので、就活に多くの時間を割いても支障が無い方は色んな合説に行ってみると面白いとは思います。

 

おすすめ合説記事のまとめ

本記事では合同説明会についてどんな種類の合説があるのか、及び、そのメリット/デメリットについて記載させて頂きました。

色んな種類のイベントがある事がなんとなくわかりましたかね?

事前にどんな種類の合説があるかを把握し、自分がどのような情報を得たいのかを整理しておければ、行くべきイベントと行く意味のないイベントの仕分けができ、効率的に就活を進められると思います。

是非参考にして下さいね。

てない
てない

一言に合説といっても奥が深いね。

就活の闇にも触れたよ…

まあ、でも合説はそんない行かなくてもいいかな~

まみれ
まみれ

採用系のサービスを提供してる企業からしたら就活はビジネスだからね。

多くの学生さんを集められるよう色々なイベントを企画してるんだよ。

てない
てない

学生が集まらないと商売にならないもんね。

まみれ
まみれ

イベントによっては参加して、数社の話を聞けば7000円分の金券くれたりもするからね。

てない
てない

まじで!?絶対合説行く!

まみれ
まみれ

現金なやつめ。

 

 

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