企業が新卒採用活動(就活)を実施する際の志望度向上施策の1つに『インターンシップ』という施策が挙げられます。
おそらく多くの学生の皆さんがインターンシップという言葉を聞いたことがあるかと思います。
そして、就活を始める学生さんの多くの人がインターンシップは行くべきなのか、別に行かなくてもいいのかとても迷いますよね。
今回の記事ではその疑問を自己解決する為の材料を大手企業で採用業務を10年以上経験してきた管理人から提供させて頂きたいと思います。
最終的に皆さんがどのタイプのインターンシップに行くべきか?その判断がしやすくなるように管理人おすすめのインターンシップも紹介しておきます。
尚、インターンシップの簡単な概要に感しては以下の記事にて紹介させて頂いておりますので、読まれていない方は参考までにご確認下さい。
ついにインターンシップの話がきたね!
僕も行くかどうか迷ってる。
まあ、正直インターンシップに行かなくても結局受かる人は超大手も受かるので、行かなくてはいけないというものではないと思う。
えっ、そうだんだ!?
先輩からは絶対行っとけ!ってプレッシャーかけられてる笑
確かに行っておくと多くの場合、早期選考の特別ルートに乗れるからその企業の選考に関してはかなり有利に働くと思う。
ただ、インターン行っても落ちる人は落ちるし、行ってない人でも普通に受かるから難しいところだね。
そうなのか…
完全に世の中の情報に踊らされてるな笑
今日は行くべき論やインターンに参加するメリット/デメリットも含めて色々説明させてもらうよ。
ここは大事なパートだからしっかりついてくるように!
おっしゅ!
インターンシップとはなにか?
そもそもインターンシップとはなんぞや?と思っている人もいるかと思いますので、最初に定義を記載させて頂きます。
インターンシップ(英: internship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと ※引用:wikipediaより
まあ、ようするに企業に通いながら、一定期間(1カ月、半年、1年 等)で実際の業務の経験を積むことをインターンシップと呼んでいます。
本当の意味のインターンシップは↑のようなものを指しますが、実際に現代の企業が実施しているインターンシップは以下のようなものが大半です。
1.オフィスに5日間~1カ月程度学生さんを呼んで、実際の職場に配属させ、実業務を経験させる。
2.オフィスに1日~5日間程度学生さんを呼んで、セミナールーム等の大きな会議室に集めて、グループワーク形式で疑似的に業務体験をさせる。
ようするにインターンシップは企業側にとっては、優秀な学生さんと早期に接点を持ち、企業の魅力を強く訴求し、学生さんの志望度を向上させるイベントと化しています。
一方学生さんからすると興味がある企業のインターンシップに参加する事により、採用担当者へ売り込みをしたり、早期選考に乗る為の就活ツールと化しているのが現実です。
現代の新卒採用活動及び就職活動とは切っても切り離せない超重要なツール、それがインターンシップです。
インターンシップの種類
続いてインターンシップの種類について説明していきます。
インターンシップは大きく分けると以下のように分類されます。
細かく分けるともっと分解されますが、ひとまずスタンダードなものという事でまとめておきます。
1日~5日間位のインターンシップは事実上はインターンシップというよりは採用のイベント的な要素が強いですね。
一方、2週間を越えてくるインターンシップですと、ほぼ職場配属型のインターンシップとなりますので、実際の現場で実業務を経験できるものが大半です。
それでは1つ1つのインターンシップに関して、管理人の見解を述べていきたいと思います。
OneDayインターンシップ
これは名前の通り、1日ないし半日で終わるインターンシップとなります。
会社説明会に毛の生えた程度のイベントが多いので、あまり多くを期待して参加するとかなりがっかりする事が多いです笑
図で表すと以下のような感じですかね。
※()表記のものは、企業によって実施可否が変わってくるものとなります。
OneDayインターンシップは上図のコンテンツを企業ごとに組み変えて提供されているケースが大半です。
パターンとしては以下のようなものがオーソドックスですかね。
1.会社説明 ⇒ 簡易グループワーク ⇒ 今後の採用活動についての説明 ⇒ (場合によっては飲み会)
2.会社説明 ⇒ 簡易グループワーク ⇒ 社員との座談会 ⇒ 今後の採用活動についての説明 ⇒ (場合によっては飲み会)
3.会社説明 ⇒ 工場見学 ⇒ 今後の採用活動についての説明 ⇒(場合によっては飲み会)
正直パターン1の場合はただの説明会とほぼ変わらないので無理していく必要は無いかと思います。
ただ、企業によってはグループワークのフィードバックをチームに対してや、個人に対してしてくれる企業もあるので、現時点における自身のディスカッション能力やファシリテーション能力等を客観的な視点で把握しておきたい方は、得られるものがあるかと思います。
普段友達とかからフィードバックなんてされる事ないから、それはいい経験になるかも。
そうだね、ただ、いいとこばかり言われてもただ気持ちよくなって帰るだけで、今後にあまり活かせないから、あえてボロクソに言ってくれるISに参加するのもおすすめだよ笑
社会人にボロクソに言われたら、心折れそう…
そうやって人は成長していくのです。
パターン2もパターン1とさほど変わりませんが、やはり社員と話ができるというのは大きいです。
大体4~5人は社員が登場してくるかと思いますので、何となくその企業に所属する社員が自身と雰囲気が合うか、マインドが合うか等の判断材料にはなるかと思います。
一緒に働く人は大事です。
自分と合わない人と一緒に仕事をしてると日々イライラする事になります(経験者語る笑)ので、興味がある企業の社員とはできるだけたくさん会っておいて、所属社員の傾向を把握できていれば入社後のミスマッチは減らす事ができます。(無くす事は不可能です。)
自分とのマッチ度合いを判断するという意味では、パターン2は時間を割いていく価値はあると言えますね。
社員との座談会がついているイベントは1日で色々経験できてなんかお得感あるね!
そうだね、朝からやる企業のOneDayだとかなり濃密になります。
お昼弁当を出してくれるかどうかでその企業がけちかどうかも判断できるぞ笑
勉強になります笑
パターン3はほぼほぼ工場見学オンリーな事が多いので、当該企業に相当興味があるのであれば行く価値はあるかと思います。
大した興味も無いのに行ってしまうと、結構終わるまでしんどいかもしれませんね😅
ただ、工場を見る機会って日常生活の中ではあまりないかと思いますので、社会勉強という意味では非常にいい時間が過ごせるかと思います。
工場見学かー、興味はあるけど、行っても1回で充分かな。。。
そうだね、結構理系の学生さん対象なものの多い印象で、学校推薦を使う場合とかは半強制的に工場見学に行かされたりもします笑
総じて、OneDayインターンシップはほとんどの企業がパターン1で実施しているかと思うので、通常の採用イベントの枠組みを超えるものは得られないかなという印象です。
実際、私もパターン1、2で何度も運営をしてきましたが、『うーん、これでうちの会社の魅力伝わったのかなぁ』と自問自答する事が多々ありました苦笑。
就活慣れしている、かつ優秀層には響かないコンテンツが多いという印象です。
ただ、稀にインターン後に飲みに連れて行ってくれる企業があります。
主には採用担当者と行くことが多いですが、現場社員も来てくれる事もあるので、そういった場では大抵ぶっちゃけトーク(言っちゃまずい事も含む)が展開されます笑
飲み会付きのイベントとかだと情報を得るという意味ではかなり有用と言えるかもしれませんね。
情報もだけど、ただ飯食えるので飲み会付きのOneDayに行きます笑
わかりやすいやつめ!
ただ、難しいのがその日の雰囲気で行く行かないを決める事もあるから狙い撃ちはむずい…
終わった時に積極的に今日飲み会無いんですか?と聞きに行きます笑
その積極性は大事!
実際私も誘われて行くという事も多々ありました笑
OneDayインターンシップのメリット/デメリット
ここでOneDayインターンシップのメリット/デメリットをまとめておきたいと思います。
大きくは以下の点が挙げられるかと思います。
良くも悪くもOneDayインターンシップの良い所は、短い時間で当該企業の概要を知る事ができるという点だと思います。
概要を知るだけなら説明会でいいわ、という声もありそうですが、そもそも3月の就職活動開始前のプレ期の時期は堂々と『会社説明会』と銘打って説明会を実施している企業はほぼ皆無です。
また、OneDayインターンシップであれば業務理解のグループワークが大抵組み込まれているので、説明会と比べると企業理解、業務理解は進むかと思います。
管理人としてはOneDayは行かなくていいと思ってるのですが、唯一例外があり、それは早期選考の特別ルートに乗れる企業のOneDayインターンシップです。
やっぱりそういう裏ルートはあるのか…
普通にあります笑
往々にして企業の採用選考は早期選考に乗れた方が有利に進みます。
色々な理由がありますが、最も大きなポイントはまだ誰にも内定を出していない状態で選考に進むことができる為、正直内定が出やすいという点です。
後半になればなるほど、残り採用枠数が少なくなってきてハードルが高くなってきます。少なくとも採用に困っていない大手企業はそうです。
従って興味がある企業、かつ、早期選考に乗れるOneDayインターンシップは積極的に行くべきであるとおすすめしておきます。
2~3日のインターンシップ
こちらも名前の通り、2日~3日間実施のインターンシップとなります。
内容としてはOneDayインターンシップのグループワークが強化された版と考えて頂くとイメージしやすいかと思います。
図示すると以下のような感じでしょうか。
※()表記されているものは企業によって実施可否が異なるものです。
パターンとしては以下のようなものがオーソドックスですかね
1.会社説明 ⇒ グループワーク(1~2日かけてグループでディスカッション) ⇒ 今後の採用活動についての説明 ⇒ (打ち上げ)
2.会社説明 ⇒ グループワーク(1~2日かけてグループでディスカッション) ⇒ 社員との座談会 ⇒ 今後の採用活動についての説明 ⇒ (打ち上げ)
2~3DaysのインターンシップはOneDayと比べると、グループワークに割ける時間がかなり増えますので、成果物のクオリティは大分上がりますね。
OneDayだと事実上2~3時間程度で企画案を考えなくてはならないので、かなり質が低くなってしまいがちです。
また、成果物のプレゼンテーションに関してはパワーポイント等のソフトウェアではなく、模造紙等の紙媒体で実施する企業が多い、かつ、プレゼン時間も5分程度となるので、達成感はやりきったという満足感は感じずらいですね。
一方、2~3Daysのインターンシップになるとプレゼンテーションをパワーポイントで実施する企業も増え、プレゼン時間も10分前後がメジャーかと思います。
ある程度時間をかけて納得感のあるアイディアを練れる事も相まり、それなりな達成感を感じる事もできるはずです。
パターン1とパターン2では社員との座談会があるかないかの違いになるかと思いますが、どうせ数日行くのであれば社員と話ができる企画がコンテンツとして用意されているインターンに行くことをおすすめします。
2~3Daysになると確かにグループワークのクオリティは上がるから、充実感は増すかもね!
そうだね、更に2~3日間採用担当者や同じグループメンバーと接する事でOneDayに比べると人間関係も構築しやすいよね。
2~3Daysのインターンシップであれば、プログラム終了後に打ち上げ的なものを用意してくれている企業も多いのではないでしょうか。
こういったものがあると、インターン生同士も交流の幅が広がりますし、採用担当者や現場社員ともたくさんコミュニケーションが取れるので情報の収集度合いでいうとOneDayよりも圧倒的に増えるので、当該企業に興味がある方にはおすすめです。
選考もESのみという企業もあったりするので、長期インターンに比べると参加のハードルも低めです。
2~3Daysインターンシップのメリット/デメリット
2~3Daysインターンシップのメリット/デメリットは以下のような点でしょうか。
2~3Daysのインターンシップは大抵、早期選考の特別ルートに乗る事ができるものが多いです。
これが一番のメリットと言えるでしょう。
また、OneDayに比べるとコンテンツが充実しているので、参加してそれなりな充実感は感じる事はできるのではないでしょうか。
ただ、やはり中長期のインターンシップに比べると中途半端感は否めません。
当該企業に興味を持っていて、早期選考ルートに乗りたいのであれば参加する位のスタンスでいいのではないかと管理人は思います。
しかしながら、企業によっては2~3Daysのインターンシップが最長のインターンシップというケースも普通にありますので、その場合は問答無用に行っておきましょう。
個人的には最長のインターンが2~3Daysってなんか微妙だなぁって思ってしまうな…
そうだね😅
2~3Daysのインターンが最長の企業はインターン生のクオリティというよりも、数を回してそれなりに企業の魅力がインプットできる母集団が欲しい企業だろうね。
そういうことか、質より量ってことね…
まあ、そういこと。
インプットは長期インターンよりできなくても、早期選考パスをあげる事でインターン生の選考受験のモチベーションを高めて、選考に進む率を上げているという感じだろうね。
それも一つの戦略か。
なんか今日は真面目だな笑
でもその通り!それで自社が満足できる人材が採用できているのであれば何の問題もない。
5日間のインターンシップ
管理人イチオシのインターンシップです。
名前の通り、5日間かけて実施するインターンシップですね。
学生さんが費やす時間に対して、得られる情報量や経験が非常に多く、人脈も作りやすい為、個人的には圧倒的におすすめのインターンシップです。
情報量が多いっていうのはわかるんだけど、人脈とはなんぞ?
グループワーク型のインターンシップだとおそらく参加するインターン生だけでも30~60名程度の規模になると思うので、学生間の人脈だけでもたくさん作れるよね。
更に、協力してくれる現場社員や採用担当者も含めるとかなりたくさんの人との繋がりが自分次第で作れるってことよ。
そういうことか!
どうせ参加するなら確かに人脈形成しておきたいよね。
また、高確率で早期選考の特別ルートに乗れるので、5日間を通じてその企業の業務内容や企業そのものが気に入れば、そのまま選考に進んでいけばいいと思います。
仮に合わないと感じても少なくとも業界理解や業務理解は深まりますし、5日間であれば長期インターンシップに比べると時間のロスもダメージが少なく済みます。
5日間のインターンシップになるとプログラムは企業によってまちまちになるので、代表的な事例を以下に記載しておきますね。
5Daysのインターンシップの中では最も割合の多い形式がグループワーク型のインターンシップです。
数あるインターンシップのタイプの中でも色々な意味でバランスが良く、得られる情報や経験が幅、量ともに最も多いインターンシップだと思います。
プログラムの組み合わせは企業によって当然変わりますが、オーソドックスな5日間のプログラムは以下のようなイメージでしょうか。
次に説明する職場配属型のインターンシップですと、同じ部署に所属する社員、及び、同じ部署に配属されたインターン生数人としか5日間交流が持てませんが、グループワーク型ですとインターンシップに協力している社員複数名、採用担当者、インターンの参加学生全員と交流を持つことができます。
また、実業務は経験できないものの、参加企業が展開しているビジネスの中核となる業務を疑似体感する事ができるワークが用意されているケースが多いです。
そして、何よりグループワーク型ですと基本的には選考を突破した優秀な学生さんと一緒に5日間ワイワイとディスカッションしながらワークに取り組めるケースも多いです。
ワークのハードルは高くなるものの、個性の異なるメンバーと切磋琢磨しながら、楽しくインターンシップ期間を過ごし、成長できるケースが多いかと思います。
レベルが高い人に囲まれると自然と自分も頑張らないと!って思うから成長していけるよね!
おっ、意識高いね~
でもその通り!周りのメンバーのレベル感はかなり大事だね。
実際、5日間のインターンシップだと面接選考が入る企業が非常に多いので、参加学生のレベルが高めです。
逆に言うと、面接を実施して参加した5日間のインターンシップの学生さんのレベル感が今一歩であれば、その会社にはいい人材が集まっていないという判断ができるかと思うので、一つの企業判断基準にもなるかと思います。
尚、総じていい人材が集まっているかとは思いますが、たまに自己中心的な人材や、何を主張したいのかよくわからない、グループワークを破壊に導く人材もいたります。
グループメンバーにクラッシャーのようなタイプのメンバーがいると超苦痛ですのでご注意を苦笑
グループワーク型についでスタンダードなのが、職場配属型の5Daysインターンシップです。
この形式のインターンシップは実際の業務が経験できるという意味ではこれまで紹介してきたインターンシップと比較し、最も本来の意味のインターンシップに近いものと言えるかと思います。
こちらも進め方は企業によってまちまちですが、主には以下のような内容になるかと思います。
職場配属型インターンシップの良さは、やはり実業務を経験できるという点が挙げられるでしょう。
グループワーク形式のインターンシップはどこまでいっても、実業務の『疑似体験』でしかありません。
しかしながら、職場配属型のインターンシップであれば実際の業務を経験する事ができ、自分がその業務に適性があるのか否かの判断や、興味を持てるか否かの判断が最もしやすいものだと言えます。
確かに実際の業務を経験するのと、グループワークで疑似体験するのとでは全然経験できる事は違うよね…😅
それは間違いないね、実際の業務だとお客さんからの厳しい要求や突発的な要求にも対応しなくてはならない事なんかもあるから、かなりリアルな社会人の仕事を知れると思うよ。
いい意味でも、悪い意味でも😅
更に実際に業務をする際は、職場に配属されるので、その職場の雰囲気や人間関係模様等、本来であれば入社してからではないとわからない要素を肌で感じる事ができるのは最も大きな利点になるはずです。
一方、実際の業務を経験できるとは言え、期間が5日間では成果を残すにはやや短すぎます。
また、実業務を経験できると言っても、結局配属された部署の、更に一部の業務しか経験はできませんので、あくまでさわり程度の業務経験しかできないと捉えておくのがいいと思います。
尚、配属された部署によっては当該企業の本流の業務が経験できるわけではないという事はしっかり理解しておいた方がいいかもしれません。※例えば、システム開発企業における品質管理や保守の業務 等
従って、職場体験型のインターンシップはどうしても当該企業の職場の雰囲気や業務の進め方が知りたい!という方にとっては非常に価値のあるインターンになるかと思います。
ただ、特定の部署に配属されてしまうとその部署の事しかわかりませんので、幅広く当該企業の事を知りたい方にはあまり適していないかもしれませんね。
5Daysインターンシップのメリット/デメリット
5Daysのインターンシップのメリット/デメリットをまとめると以下のようなものが挙げられるかと思います。
5Daysのインターンシップの場合、かなり高確率で早期選考の特別ルートに乗る事ができます。
また、他の短期インターンシップよりも確実に早く選考が実施されますね。
更に5Daysのインターンシップ生限定の特別なイベントも結構用意されており、相当優遇されるのは間違いないです。
ただ、その分、選考過程の面接ではしっかり人物面や能力面を見られますし、実際にインターンに参加している時も人物面、能力面に加え、グループ内での振る舞いや飲み会の際の振る舞い等もかなり見られます。
特にグループ内での振る舞いや、飲み会での振る舞いは本来であれば入社後でないと把握する事ができないものになりますので、個人的には企業側が5Daysのインターンシップを実施する大きな目的の一つなっていると思います。
学生さん側からすると、インターンシップ時にネガティブな印象を企業側に与えてしまうと、本選考の際も不合格になってしまう可能性は非常に高いです。
参加メリットも多いインターンシップですが、面接では見る事ができない学生さんの特性がインターンシップでは見えてしまう為、振る舞いによっては逆効果になってしまう点は重々理解して参加される事をおすすめします。
飲み会の時の印象なんかも見られたりするんだね…こわっ
面接では見れない部分がインターンでは見れるからね。例えば飲みすぎると周りにキレだしてしまう人とかは客先に出せないよね。。お客さんとの飲み会とか参加させられないし。
確かに。GWの時に大した根拠も無いのに、自分の意見を曲げない人とかも一緒に仕事すると大変そう。。
その通りだね。1対1の面接では高評価でもグループに入ると機能しない、逆に不協和音になってしまう人はいるからね。特にGW型のインターンはそこを把握しやすいんだ。
んー、勉強になります😅
2週間~1カ月程度の中期インターンシップ
こちらは2週間~1カ月程度の期間、実際の職場に配属される形式のインターンシップとなります。
これまで紹介してきたインターンシップと違い、イベント的な要素はほぼなく、指定された期間で実業務を経験するインターンシップです。
研究職系や技術職系のインターンシップによくみられる形式ですね。
特定のテーマで募集がかかり、自分が興味のあるテーマに応募するケースと、インターンシップ参加後にテーマが割り振られるパターンがスタンダードですかね。
インターンで2週間以上企業に通うのは想像できないな😅
まあ、特に研究職系のインターンだと最低でも2週間はないと中途半端な経験だけで終わっちゃうからね…
願わくば3週間~1カ月程度は欲しい所。
そうなんだね=3
僕には全く関係が無い世界だね笑
その通り笑
こちらの形式のインターンシップになると、各テーマ毎に受入人数は1~2名程度のものが多いので、人脈形成というよりは、業務内容理解と実業務を経験する事にかなり振り切っているインターンシップとなります。
長い期間同じ職場に通うので、職場の雰囲気や人間関係はいい面も悪い面もかなり知る事ができるかと思います。
企業の特定業務について理解を深めたい方にはかなりおすすめのインターンシップですが、関われる領域はかなり狭いので、当該企業のメインビジネスや全体的な雰囲気、所属社員の雰囲気等知りたい方にはあまりおすすめしません。
研究職希望の方で、自身が興味のあるテーマに関してその企業がどの程度力を入れているのか、技術力を持っているのか、知見がある社員がいるのか等を確認するにはおすすめのインターンシップと言えますね。
2週間~1カ月程度の中期インターンシップのメリット/デメリット
こちらのインターンシップのメリット/デメリットは以下のようなものでしょうか。
2週間~1カ月のインターンシップは良くも悪くも特定領域の業務経験がかなり深く積めるという事ですね。
経験した結果、自身とのFIT感を感じれば就職活動の大きな軸はほぼ決まりますので、大変意味のある時間となるかと思います。
一方FIT感を感じられなかった場合のリスクを考えると安易に参加するべきインターンシップではないのも確かです。
元々研究を通じて、自身の研究内容を仕事にしたい思いが強く、その技術が実際のビジネスではどのように活かされているのか等を確かめるスタンスの方が行くのが望ましいかもしれませんね。
数カ月から1年間以上にぶ長期インターンシップ
この形式のインターンシップはほとんどがベンチャー企業で開催しているものですね。
名前の通り、数カ月~1年間以上実際の業務を経験するインターンとなります。
これはもはやインターンシップというよりは社員として採用されているのとほぼ変わりません笑
経験する業務も実際に社員に任せる業務と同等の企業が多いですね。
営業系のインターンシップとかですと、所属社員よりも成果を出してしまうインターンシップ生も普通にいます。
この形式のインターンシップの場合、インターンシップ先の企業に就職をする目的でインターンシップに参加する学生さんはほとんどいないかと思います。
社会人になる前に少しでも実業務の経験を積んでおきたいという方や、就職活動でPRする事が目的で参加している方が多い印象です。
正直ほとんどの就活生の方からすると無縁なインターンシップかと思いますので、詳細は割愛致します。
これはガチすぎるというか、授業との両立かなり厳しいよね😅
そうだね😅
あまり授業に行かなくてもいい人や、留年や半年早く卒業してしまった人とかでないと参加は難しいかと思う。
でもものによっては週2~3日でもOKというインターンもあるので興味があれば見てみてもいいかも!
全く興味ございません笑
おすすめインターンシップ まとめ
今回の記事ではインターンシップの大まかな形式と管理人独自の見解ですが、各インターンシップのおすすめ度等の紹介もさせて頂きました。
結局は何を目的にインターンシップに参加するのかで、狙うべきインターンシップは変わってきます。
ただ、一つ確実に言える事は興味がある企業のインターンシップにはできるだけ参加するべきという事です。
そしてその企業の採用担当者等にいい印象を与えられれば、本選考で合格する確率はかなり高まります。
多くの企業が面接の結果、最終的に誰に内定を出すかを決定する際は、採用担当者の意見をかなり参考にします。
従って採用担当者に気に入られていれば、多少面接の評価が悪くても採用される可能性は高いです。
ただ、逆もしかりなので、インターンに参加したら言動には注意をして、しっかりとみられている事を意識しつつ、楽しんできましょう。
今回は以上です。
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